アメリカ選手権予選@サクラメント6/7ー?:反省編
2008年6月16日 MtG:大会レポート コメント (2)
さて、そんなアメリカ選手権予選を終えて帰ってきてはや1週間経つんだけど、もし俺がもう一度予選に出ることになったとして(実際はアメリカ選手権予選は6/7に全国同時一斉開催なので前日のオープン予選以外はもうないんだけど)も、ぜひとももう一度カヴージャスティスを使いたいと思う。
それぐらい、デッキとしては強かったし、メタ的にも悪くないと思った。
ただ、当日5−3という結果に終ってしまったのにはそれなりの理由があるわけで、それはデッキリストを見てもらえれば分かる人もいるだろうし、プレイングやサイドプランの練りこみが甘かった部分もある。
プレイング的なことに関しては、自分の中で整理がついているし、同じ状況に遭遇する人は少なくないとしても決して多くはないだろうからここでは語らないことにする。
というわけで、ここからは主にデッキ構築における問題点を反省していこうと思う。
参考として、もう一度、予選当時のレシピを見ていただきたい。
《TCG Justice "No Day But Today"》
《極楽鳥/Birds of Paradise》4
《カヴーの捕食者/Kavu Predator》4
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》4
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》4
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》3
《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MOR)》3
《爆裂/Boom・破綻/Bust》3
《焦熱の裁き/Fiery Justice》4
《今わの際/Last Breath(SHM)》2
《火葬/Incinerate(ICE)》4
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》2
《森/Forest》1
《平地/Plains》3
《山/Mountain》2
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》3
《樹上の村/Treetop Village》4
《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》4
《地平線の梢/Horizon Canopy》2
《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket(SHM)》1
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》3
Sideboard
《爆裂/Boom・破綻/Bust》1
《原初の命令/Primal Command》2
《炎渦竜巻/Firespout》3
《今わの際/Last Breath》1
《突風線/Squall Line》3
《耳障りな反応/Guttural Response》3
《クローサの掌握/Krosan Grip》2
実際に8回戦戦って、今更ながら色々なモノが見えてくる。
マジックとはそういうゲーム。負けてからじゃないと分からないことっていっぱいある。
なんでアレが入ってないの?とか、何その枚数?とか、色々読者のみんなも思うと思うんだけど、俺もこのレシピ、弱いと思う。
散々カヴージャスティスを持て囃しておきながら何を今更、って思うかもしれないけど、強いレシピと強いデッキってのはまた別次元の話。
いくら環境的に強いとされるデッキでもその日その時間に合わせて正しく組まれてなければただの紙束に成り下がることだってある。
実際にはそこにプレイングという要素も加わって素晴らしい化学反応を起こせた人が上位と駒を進めるわけだ。
うん、それじゃあ前置きはこのくらいにして、もし明日アメリカ選手権予選があるとして、俺がどんなレシピを持っていくのかご覧にいれたいと思う。
《KTCG Justice "No Day But Today"》
《極楽鳥/Birds of Paradise》4
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》1
《カヴーの捕食者/Kavu Predator》4
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》4
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》4
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》3
《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》3
《焦熱の裁き/Fiery Justice》4
《糾弾/Condemn》3
《外身の交換/Crib Swap》1
《火葬/Incinerate(ICE)》4
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》2
《森/Forest》3
《平地/Plains》2
《山/Mountain》1
《樹上の村/Treetop Village》4
《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》4
《地平線の梢/Horizon Canopy》2
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》2
《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket》1
《樹木茂る砦/Wooded Bastion》2
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》2
Sideboard
《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》2
《原初の命令/Primal Command》2
《外身の交換/Crib Swap》1
《突風線/Squall Line》3
《クローサの掌握/Krosan Grip》2
《耳障りな反応/Guttural Response》3
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》2
予選前よりもレシピが怪しくなってるとかいう苦情は受けつかない。
別に完成形と言っているわけではなく、あくまで予選から1週間経った今日までの調整結果なので、ひとつの参考レシピ程度に留めておいてほしい。
赤字部分が予選からの変更点。ただ、土地に関しては《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》が抜けたマナバランスを少し調整しただけなので割愛。
では変更点についてまずは見ていこう。
・《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
マナがタイトで、カメコロの能力やインスタントの除去を構えることを考えると、必要だと思ったので1枚だけ追加。
・《糾弾/Condemn》
自分でも、なぜ入れていなかったのか分からない。今わの際はかなりサイドアウト率が高く、握ったまま殴り殺されることも少なくなかったのだが、糾弾ならば雲打ちのようなオーバーサイズの生物にも対処することが出来、墓地に送らないのでヒバリにも強く、突如カヴーがとてもデカくなったりする。そりゃあたまには4以下の時もあるだろうけど、カヴーと噛みあってること自体がもっと重要。残すマナが1マナでいいというのはアグロデッキにはとてもありがたいし、一応確定除去なので1枚見せればかなりのけん制になることも容易に想像できる。
唯一《今わの際/Last Breath》に劣る瞬間というのは、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》を相手にしたとき(これが《今わの際/Last Breath》採用の最大の理由)だろうが、《火葬/Incinerate》の存在もあるのでそこまで気になることではないかと思う。
4枚入れてもいいカードだとは思うけど、基本的に受身のカードなのでメイン・サイド合わせて3枚はいいバランスだと思う。
・《外身の交換/Crib Swap》
この環境の除去としては若干重めの部分もあるのだけど、前述の《誘惑蒔き/Sower of Temptation》への回答でもあり、万能除去。コンバットトリックにもなるので使い勝手がよい。
まさにかゆいところに手が届く、といった感じ。
Sideboard
・《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
以前は《炎渦竜巻/Firespout》だったスペース。正直この辺は好みでいいと思う。エルフやマーフォークには基本有利なので、個人的には、《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》がうざいのと、《恐怖/Terror》をケアして。生物を減らすサイドも少なく無いのでそういう意味でもかみ合ってて素敵。
あと、《炎渦竜巻/Firespout》を取った場合はフェアリー相手にも入れることになると思うんだけど、正直なところ《突風線/Squall Line》や《耳障りな反応/Guttural Response》とあわせて10枚そこらも抜くカードがないってのがホントのところでもある。
・《外身の交換/Crib Swap》
追加の1枚。《焦熱の裁き/Fiery Justice》があからさまに弱いマッチアップ用。特に後手では全抜きも全然あるから。
・《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
強い。《トロールの苦行者/Troll Ascetic》を4枚採用しているので、トロールハンマーという明確な勝ち手段があるのは嬉しい。ビッグマナにも刺さるし、その他アグロ系デッキ全般に出ればゲームを本当に簡単にしてくれる。
相手も使用していた場合の糞ゲーっぷりはご愛嬌。
こんなところで、細かいところは地域メタや好みで変えてもいいと思う。
3色なだけあって、カード選択の幅が広いのもこのデッキの魅力だと思う。
もうひとつ、俺がこのデッキを予選用に選んだのはもうひとつ理由があって、ミラーマッチを避けたかったから。
住んでる環境のこともあって、普段マジックする相手は学校のカジュアルプレイヤーがほとんどなので、メタデッキの対人対戦が不十分になりがちになることがあって、今回はまさにそのケース。
なので、メタデッキを使ったところで、ミラーマッチで勝てる自信がなかったので、それを避けるためのデッキチョイスでもあったわけ。
もしもメタデッキに疲れて、予選に出たいと言う人がいるなら一度手にとってみてはどうだろう。
ちょっと時間切れが近いので今は書けないけど、時間が出来たら各マッチアップとサイドの話なんかもしてみようと思う。
直前予選に出るか未だに迷ってるけど、シカゴまでは飛行機必須なので財布と相談かな。選手権の翌週にはブロック構築のGPもあることだし、イヴンタイドも発売されるしね。
そんなわけで、今回はこの辺にて。
この駄文が読んでくれた人の役に少しでも立てば幸い。
それぐらい、デッキとしては強かったし、メタ的にも悪くないと思った。
ただ、当日5−3という結果に終ってしまったのにはそれなりの理由があるわけで、それはデッキリストを見てもらえれば分かる人もいるだろうし、プレイングやサイドプランの練りこみが甘かった部分もある。
プレイング的なことに関しては、自分の中で整理がついているし、同じ状況に遭遇する人は少なくないとしても決して多くはないだろうからここでは語らないことにする。
というわけで、ここからは主にデッキ構築における問題点を反省していこうと思う。
参考として、もう一度、予選当時のレシピを見ていただきたい。
《TCG Justice "No Day But Today"》
《極楽鳥/Birds of Paradise》4
《カヴーの捕食者/Kavu Predator》4
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》4
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》4
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》3
《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MOR)》3
《爆裂/Boom・破綻/Bust》3
《焦熱の裁き/Fiery Justice》4
《今わの際/Last Breath(SHM)》2
《火葬/Incinerate(ICE)》4
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》2
《森/Forest》1
《平地/Plains》3
《山/Mountain》2
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》3
《樹上の村/Treetop Village》4
《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》4
《地平線の梢/Horizon Canopy》2
《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket(SHM)》1
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》3
Sideboard
《爆裂/Boom・破綻/Bust》1
《原初の命令/Primal Command》2
《炎渦竜巻/Firespout》3
《今わの際/Last Breath》1
《突風線/Squall Line》3
《耳障りな反応/Guttural Response》3
《クローサの掌握/Krosan Grip》2
実際に8回戦戦って、今更ながら色々なモノが見えてくる。
マジックとはそういうゲーム。負けてからじゃないと分からないことっていっぱいある。
なんでアレが入ってないの?とか、何その枚数?とか、色々読者のみんなも思うと思うんだけど、俺もこのレシピ、弱いと思う。
散々カヴージャスティスを持て囃しておきながら何を今更、って思うかもしれないけど、強いレシピと強いデッキってのはまた別次元の話。
いくら環境的に強いとされるデッキでもその日その時間に合わせて正しく組まれてなければただの紙束に成り下がることだってある。
実際にはそこにプレイングという要素も加わって素晴らしい化学反応を起こせた人が上位と駒を進めるわけだ。
うん、それじゃあ前置きはこのくらいにして、もし明日アメリカ選手権予選があるとして、俺がどんなレシピを持っていくのかご覧にいれたいと思う。
《KTCG Justice "No Day But Today"》
《極楽鳥/Birds of Paradise》4
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》1
《カヴーの捕食者/Kavu Predator》4
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》4
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》4
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》3
《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》3
《焦熱の裁き/Fiery Justice》4
《糾弾/Condemn》3
《外身の交換/Crib Swap》1
《火葬/Incinerate(ICE)》4
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》2
《森/Forest》3
《平地/Plains》2
《山/Mountain》1
《樹上の村/Treetop Village》4
《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》4
《地平線の梢/Horizon Canopy》2
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》2
《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket》1
《樹木茂る砦/Wooded Bastion》2
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》2
Sideboard
《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》2
《原初の命令/Primal Command》2
《外身の交換/Crib Swap》1
《突風線/Squall Line》3
《クローサの掌握/Krosan Grip》2
《耳障りな反応/Guttural Response》3
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》2
予選前よりもレシピが怪しくなってるとかいう苦情は受けつかない。
別に完成形と言っているわけではなく、あくまで予選から1週間経った今日までの調整結果なので、ひとつの参考レシピ程度に留めておいてほしい。
赤字部分が予選からの変更点。ただ、土地に関しては《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》が抜けたマナバランスを少し調整しただけなので割愛。
では変更点についてまずは見ていこう。
・《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
マナがタイトで、カメコロの能力やインスタントの除去を構えることを考えると、必要だと思ったので1枚だけ追加。
・《糾弾/Condemn》
自分でも、なぜ入れていなかったのか分からない。今わの際はかなりサイドアウト率が高く、握ったまま殴り殺されることも少なくなかったのだが、糾弾ならば雲打ちのようなオーバーサイズの生物にも対処することが出来、墓地に送らないのでヒバリにも強く、突如カヴーがとてもデカくなったりする。そりゃあたまには4以下の時もあるだろうけど、カヴーと噛みあってること自体がもっと重要。残すマナが1マナでいいというのはアグロデッキにはとてもありがたいし、一応確定除去なので1枚見せればかなりのけん制になることも容易に想像できる。
唯一《今わの際/Last Breath》に劣る瞬間というのは、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》を相手にしたとき(これが《今わの際/Last Breath》採用の最大の理由)だろうが、《火葬/Incinerate》の存在もあるのでそこまで気になることではないかと思う。
4枚入れてもいいカードだとは思うけど、基本的に受身のカードなのでメイン・サイド合わせて3枚はいいバランスだと思う。
・《外身の交換/Crib Swap》
この環境の除去としては若干重めの部分もあるのだけど、前述の《誘惑蒔き/Sower of Temptation》への回答でもあり、万能除去。コンバットトリックにもなるので使い勝手がよい。
まさにかゆいところに手が届く、といった感じ。
Sideboard
・《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
以前は《炎渦竜巻/Firespout》だったスペース。正直この辺は好みでいいと思う。エルフやマーフォークには基本有利なので、個人的には、《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》がうざいのと、《恐怖/Terror》をケアして。生物を減らすサイドも少なく無いのでそういう意味でもかみ合ってて素敵。
あと、《炎渦竜巻/Firespout》を取った場合はフェアリー相手にも入れることになると思うんだけど、正直なところ《突風線/Squall Line》や《耳障りな反応/Guttural Response》とあわせて10枚そこらも抜くカードがないってのがホントのところでもある。
・《外身の交換/Crib Swap》
追加の1枚。《焦熱の裁き/Fiery Justice》があからさまに弱いマッチアップ用。特に後手では全抜きも全然あるから。
・《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
強い。《トロールの苦行者/Troll Ascetic》を4枚採用しているので、トロールハンマーという明確な勝ち手段があるのは嬉しい。ビッグマナにも刺さるし、その他アグロ系デッキ全般に出ればゲームを本当に簡単にしてくれる。
相手も使用していた場合の糞ゲーっぷりはご愛嬌。
こんなところで、細かいところは地域メタや好みで変えてもいいと思う。
3色なだけあって、カード選択の幅が広いのもこのデッキの魅力だと思う。
もうひとつ、俺がこのデッキを予選用に選んだのはもうひとつ理由があって、ミラーマッチを避けたかったから。
住んでる環境のこともあって、普段マジックする相手は学校のカジュアルプレイヤーがほとんどなので、メタデッキの対人対戦が不十分になりがちになることがあって、今回はまさにそのケース。
なので、メタデッキを使ったところで、ミラーマッチで勝てる自信がなかったので、それを避けるためのデッキチョイスでもあったわけ。
もしもメタデッキに疲れて、予選に出たいと言う人がいるなら一度手にとってみてはどうだろう。
ちょっと時間切れが近いので今は書けないけど、時間が出来たら各マッチアップとサイドの話なんかもしてみようと思う。
直前予選に出るか未だに迷ってるけど、シカゴまでは飛行機必須なので財布と相談かな。選手権の翌週にはブロック構築のGPもあることだし、イヴンタイドも発売されるしね。
そんなわけで、今回はこの辺にて。
この駄文が読んでくれた人の役に少しでも立てば幸い。
コメント
よろしくお願いいたします^^
いえいえ、稚拙な文章で申し訳ないです。
某カバの人やDNブログアイドルのように上手い文章がかけないのでw
喜んで相互させていただきます。よろしくです。