Saturday, 12:34 p.m. -10 versus 1111 Part Two by Tim Willoughby
2008年6月22日 GPインディアナポリスー翻訳カバレッジ コメント (4)《10対1111 その2》
by Tim Willoughby
はぁ・・・僕がコイントスに負けるなんて信じられないよ!普段はこういうのも得意なはずなんだけどなぁ・・・
さぁ、お分かりの通り、僕の方がたっくさんのTOP10候補がいる、でもって、選択肢はなかったわけなんだけど、Richは2つの意味で簡単な方を選んだと思うんだ。プロポイント合計と、考える必要がないって点でね。ただ、彼がSamを選んだことに関してはちょっと大雑把だったんじゃないかなって思わなくもないね、だって、Samはいつでも『このイベントは俺にとってプレリリース』的な考え方があって、それが彼の人生を(マジック的な意味で)一筋縄ではいかなくしてるんだよね。
ま、それはおいていて、アメリカチームを見ていこう(イェーイ!)。75人の3bye持ちのプレイヤーのほとんどがアメリカ人だ。ここでは僕の選択の趣旨のために、10人全てを3bye持ちのプレイヤー達から選ぼうと思う。単純に他のプレイヤーよりもタイブレークで有利だから、上位率もいいからね。
10ラウンドの初日を経て、ほんの10%弱のプレイヤーだけが2日目へと駒を進めることができるので、僕は少しでも可能性の高いところに賭けていこうと思う。すまないねZac Hill、でも2byeしか持ってないんじゃ僕の票は得られないんだ。
僕のリスト(誰の気分も害したくないからアルファベット順で紹介するよ)の最初を飾るのはTim Aten。Timはあまり旅をして回るのを好まないせいか、今期はそれほど忙しい選手ではない。それでも限られた数のGPは彼にとって理想的な食料みたいだ、だから彼は僕の票を獲得した。決して同じ名前だからって票をあげたわけじゃないよ。
Paul Cheonは今日における、アメリカを代表するプレイヤーの一人で、今シーズンも安定した成績を残している。僕のリストに入るのは当然だ。
続いてはAntinino Da Rosaだ。Ant(*1)をアメリカチームに抜擢することに関しては、彼の多国籍性からちょっとした議論が持ち上がったんだけど、僕は迷わず彼をアメリカチームに引き入れた。この週末の早い段階で、Da Rosaは今年末の数個のグランプリにも参加すると話していた。2009年のプロツアーの権利を得、プロとしての”列車”に乗り続けるために。僕は彼に今回勝ってしまえばいいさ、と言って置いた。もし彼が勝てば僕らは二人ともハッピーで、Richは僕に夕食の借りが出来る。インディアナポリスはディナーのおいしい店がいっぱいあるんだよ。
Mark Herberholzはよく構築の名人として形容されるけども、僕には彼はただただ広義でのマジックの”名人”だと感じられる。僕がプロツアー・プラハでとても馬鹿げたデッキを組んでしまった後、彼のチキン・ダンスを見て以来、彼はいつも僕の頭の中にいて、リミテッドでの僕のヒーローなんだ。がっかりさせないでくれよ、Heezy(*2)。
Chris Lachmanはプロツアー・サンディエゴ勝者である"Sliver Kids"の片割れとして名を馳せ、それ以来そのニックネームから抜け出そうとしている。そのための彼の努力は、今ここで僕のチームに名を連ねるにふさわしいほど、さまざまなイベントで見事なまでの成績を残すに至っている。
Ben Lundquistには、僕はパリでのチームドラフトで初めて出会った。あれは僕が公式に”イギリス人らしくない”というレッテルを張られた日だった。突如としてそれは僕の中ですんなり理解できて、僕がこの週末アメリカチームを請け負うってのもそういうことなんだろう。Benは人並みはずれた『勝つ能力』を備えている。かつてのアメリカナショナルチームの一員であり、3度のグランプリ優勝経験を持っている。彼はKyle Sanchezが選んだ”Paul Cheon以外には負けない選手”にも選ばれていて、今回Paul Cheonも僕のチームにいるけど、そこは許容しようと思う。
Steve Sadinは今や、ライター仲間としてだけではなく、オールラウンドなプレイヤーとしても多大なーもちろんどちらにおいてもそうあるべきであるのは疑いないのだがー脚光を集めている。彼の熱心さ、理路整然とした勝利へのアプローチと彼の話題は後を絶たないが、僕はさらに付け加えたいことがあるーSteveはめちゃくちゃ面白い。だから僕は、彼にスポットを当てることにした。
Luis Scott-Vargas、Paul Cheonの分身でもある彼がこのリストに載らないなんてことは、彼の半身が既にこのリストにいる以上ありえない。現在プレイヤー・オブ・ジ・イヤー・レースにおいて5ポイント差でPaul Cheonを追いかけており、Luisはさらなるポイントを得るためにここへやって来た。その闘志こそ、僕がこの10人選抜に求めているものなんだ。
さて、ちょっとしたペアを紹介したところで(*3)Jacob Van-Lunenを加えておこう。彼は最近、あのZvi Mowshowitzをして”The Man”と形容させるほどの存在だ。僕もZviに異論はない。
そしてもう一人、僕が異論なく推したい人物がいる。Gabe Walls氏だ。GWallsはこの部屋の中でもっとも短い距離を移動してきたうちの一人で、ここからほんの15分の距離に住んでいる。彼はおかしいほどマジックが上手く、最後にアメリカのナショナルチームが世界選手権で戴冠したときのチームの1人でもある。昨日、彼がドラフトする様子を見ていて、僕は自信を持って彼が2日目に駒を勧め、トップ8狙うのに十分な好位置につけるだろうと言える。
オッケー、アメリカ勢諸君、君たちのチームは確かにプロプレイヤーレベルでは負けているかもしれないけど、君たちはまさに巨大な才能の宝庫だ。コレが僕のリスト、僕を誇らせてくれ!
Tim Aten
Paul Cheon
Antonino Da Rosa
Mark Herberholz
Chris Lachman
Ben Lundquist
Steve Sadin
Luis Scott-Vargas
Jacob Van Lunen
Gabe Walls
(*) -訳注
1, "Ant" -Antonino Da Rosaの愛称と思われる。
2, "Heezy" -最初はスラングかと思ったんだけど、おそらくMark Herberholzの苗字、Herberholzから取った愛称かと思われる。
3, 『ペア』ってのはLuis Scott-VargasとPaul Cheonのことと思われる。これは分かると思うけど、念のため。
by Tim Willoughby
はぁ・・・僕がコイントスに負けるなんて信じられないよ!普段はこういうのも得意なはずなんだけどなぁ・・・
さぁ、お分かりの通り、僕の方がたっくさんのTOP10候補がいる、でもって、選択肢はなかったわけなんだけど、Richは2つの意味で簡単な方を選んだと思うんだ。プロポイント合計と、考える必要がないって点でね。ただ、彼がSamを選んだことに関してはちょっと大雑把だったんじゃないかなって思わなくもないね、だって、Samはいつでも『このイベントは俺にとってプレリリース』的な考え方があって、それが彼の人生を(マジック的な意味で)一筋縄ではいかなくしてるんだよね。
ま、それはおいていて、アメリカチームを見ていこう(イェーイ!)。75人の3bye持ちのプレイヤーのほとんどがアメリカ人だ。ここでは僕の選択の趣旨のために、10人全てを3bye持ちのプレイヤー達から選ぼうと思う。単純に他のプレイヤーよりもタイブレークで有利だから、上位率もいいからね。
10ラウンドの初日を経て、ほんの10%弱のプレイヤーだけが2日目へと駒を進めることができるので、僕は少しでも可能性の高いところに賭けていこうと思う。すまないねZac Hill、でも2byeしか持ってないんじゃ僕の票は得られないんだ。
僕のリスト(誰の気分も害したくないからアルファベット順で紹介するよ)の最初を飾るのはTim Aten。Timはあまり旅をして回るのを好まないせいか、今期はそれほど忙しい選手ではない。それでも限られた数のGPは彼にとって理想的な食料みたいだ、だから彼は僕の票を獲得した。決して同じ名前だからって票をあげたわけじゃないよ。
Paul Cheonは今日における、アメリカを代表するプレイヤーの一人で、今シーズンも安定した成績を残している。僕のリストに入るのは当然だ。
続いてはAntinino Da Rosaだ。Ant(*1)をアメリカチームに抜擢することに関しては、彼の多国籍性からちょっとした議論が持ち上がったんだけど、僕は迷わず彼をアメリカチームに引き入れた。この週末の早い段階で、Da Rosaは今年末の数個のグランプリにも参加すると話していた。2009年のプロツアーの権利を得、プロとしての”列車”に乗り続けるために。僕は彼に今回勝ってしまえばいいさ、と言って置いた。もし彼が勝てば僕らは二人ともハッピーで、Richは僕に夕食の借りが出来る。インディアナポリスはディナーのおいしい店がいっぱいあるんだよ。
Mark Herberholzはよく構築の名人として形容されるけども、僕には彼はただただ広義でのマジックの”名人”だと感じられる。僕がプロツアー・プラハでとても馬鹿げたデッキを組んでしまった後、彼のチキン・ダンスを見て以来、彼はいつも僕の頭の中にいて、リミテッドでの僕のヒーローなんだ。がっかりさせないでくれよ、Heezy(*2)。
Chris Lachmanはプロツアー・サンディエゴ勝者である"Sliver Kids"の片割れとして名を馳せ、それ以来そのニックネームから抜け出そうとしている。そのための彼の努力は、今ここで僕のチームに名を連ねるにふさわしいほど、さまざまなイベントで見事なまでの成績を残すに至っている。
Ben Lundquistには、僕はパリでのチームドラフトで初めて出会った。あれは僕が公式に”イギリス人らしくない”というレッテルを張られた日だった。突如としてそれは僕の中ですんなり理解できて、僕がこの週末アメリカチームを請け負うってのもそういうことなんだろう。Benは人並みはずれた『勝つ能力』を備えている。かつてのアメリカナショナルチームの一員であり、3度のグランプリ優勝経験を持っている。彼はKyle Sanchezが選んだ”Paul Cheon以外には負けない選手”にも選ばれていて、今回Paul Cheonも僕のチームにいるけど、そこは許容しようと思う。
Steve Sadinは今や、ライター仲間としてだけではなく、オールラウンドなプレイヤーとしても多大なーもちろんどちらにおいてもそうあるべきであるのは疑いないのだがー脚光を集めている。彼の熱心さ、理路整然とした勝利へのアプローチと彼の話題は後を絶たないが、僕はさらに付け加えたいことがあるーSteveはめちゃくちゃ面白い。だから僕は、彼にスポットを当てることにした。
Luis Scott-Vargas、Paul Cheonの分身でもある彼がこのリストに載らないなんてことは、彼の半身が既にこのリストにいる以上ありえない。現在プレイヤー・オブ・ジ・イヤー・レースにおいて5ポイント差でPaul Cheonを追いかけており、Luisはさらなるポイントを得るためにここへやって来た。その闘志こそ、僕がこの10人選抜に求めているものなんだ。
さて、ちょっとしたペアを紹介したところで(*3)Jacob Van-Lunenを加えておこう。彼は最近、あのZvi Mowshowitzをして”The Man”と形容させるほどの存在だ。僕もZviに異論はない。
そしてもう一人、僕が異論なく推したい人物がいる。Gabe Walls氏だ。GWallsはこの部屋の中でもっとも短い距離を移動してきたうちの一人で、ここからほんの15分の距離に住んでいる。彼はおかしいほどマジックが上手く、最後にアメリカのナショナルチームが世界選手権で戴冠したときのチームの1人でもある。昨日、彼がドラフトする様子を見ていて、僕は自信を持って彼が2日目に駒を勧め、トップ8狙うのに十分な好位置につけるだろうと言える。
オッケー、アメリカ勢諸君、君たちのチームは確かにプロプレイヤーレベルでは負けているかもしれないけど、君たちはまさに巨大な才能の宝庫だ。コレが僕のリスト、僕を誇らせてくれ!
Tim Aten
Paul Cheon
Antonino Da Rosa
Mark Herberholz
Chris Lachman
Ben Lundquist
Steve Sadin
Luis Scott-Vargas
Jacob Van Lunen
Gabe Walls
(*) -訳注
1, "Ant" -Antonino Da Rosaの愛称と思われる。
2, "Heezy" -最初はスラングかと思ったんだけど、おそらくMark Herberholzの苗字、Herberholzから取った愛称かと思われる。
3, 『ペア』ってのはLuis Scott-VargasとPaul Cheonのことと思われる。これは分かると思うけど、念のため。
コメント
あ、どうもありがとうございますw
なんというミラクルww
そういえば、PTホノルルの表題が
「Living on Heezy Street」でしたね
どうもです。あぁ、そういえばそんなのありましたねw
すっかり忘れてました。