《"リミテッド"・インフォメーション》
by Rich Hagon
さて、、君ならどうやって、magicthegathering.comを通してここを見ているかもしれないライバルたちにシールドデッキの中身を知られることなく、聡明な若いマジックの才能が織り成すデッキ構築の方法を説明してあげられるかな?
うん、これは決して簡単なことじゃないけど、実際にやってみようと思う。ここで協力してもらうプロが書く週1のコラムは時折リミテッド情報は制限された情報でならなければならいという(*1)、ジャーナリストとしての厳格な一面を思い起こさせてくれる。
そう、その人物とはSteve Sadin、プロツアー・ハリウッドで非常に興味深い、一風代わった我流診断を見せてくれた(*2)彼が、4回戦で対戦相手に合間見えるまでいましばらく時間があるということで、彼がデッキ構築で何をしているのか、喜んで教えてくれるそうだ。
そしてシールドのカードプールが渡される。初めのほんの数分のうちにSteveはカードを選り分け、すぐさまはっきりと2色を絞り出す、しかし、シャドウムーアの特徴としてちょっと手を加えるだけでほぼ単色に近い構成にもなってしまう。混成マナのおかげだね!
彼の最初のデッキは28枚、その横では残りのカード達が、我慢強く輝かしい出番を待っている。このカード山の中には愉快なレア、《刈り取りの王/Reaper King》が鎮座していたんだけど、その力を発揮するには十分な数のカカシ達がいなかったため、すぐさまSteveのトーナメントパックの箱の中へと戻され・・・二度と戻ってくることはなかった。
オズの魔法使いで黄色いレンガの橋を消し去ったように、Steveは、彼のデッキをお気に入りのコモンと、多くのプレイヤーたちが彼らの右腕(あるいは左足)(*3)を差し出してでも欲しがるだろうアンコモンを含めた24枚のカードまで減らした。
ここからが難しいところだ。Owen TurtenwaldとGabe Wallsがお互いにあーでもない、こーでもないと終わりの見えない議論しているのを横目に見ながら(もしたくさんのエンチャント(クリーチャー)をデッキに入れているとして、一体何体のクリーチャーをデッキに入れるべきだと思う?)、Steveは信頼に足る力を持った2枚のタッチカードをじっと見つめる。彼のデッキ全体の質が、タッチをしてない状態の22枚目、23枚目のカードで向上しているかと言われると、若干疑わしいし、デッキもスター性を欠く。でも一体何を抜くつもりなんだ?入れ替え、入れ替えて2枚のカードがデッキを去り、3枚の基本地形がそのタッチカラーをサポートするため追加される。
時計の針が時間を刻む、初めのわずか5分間でデッキの20枚のカードが決められたが、最終決断は最後の最後まで残り続けた。彼が何をしたのかって?うーん、余りしゃべりすぎるのは良くない、それにそのことに関してはSteveに来週のコラムで取り上げてもらうよう、残しておくことにするよ。
最後の決断を終え、Steveの注意は本当に重要なー第4ラウンドまで何をして過ごすか、という問題に直面する。選択肢は昼食、寝る、ひげをそる、ショッピング、そしてホントの勝ち組の選択肢ー『誰か一緒に映画観に行かない?』
あぁ、一応、気になっている人のために。今丁度、追加ターンに入ったところだよ。第1ラウンドのね。
(*) -訳注
1, 本文は"Limited information needs to be limited ingormation",マジックでいう"リミテッド"フォーマットとかけてあるんですね。
2, 何かPT HollywoodでSteve Sadinに関わる逸話があってのことなんだろうけど、そのストーリーが何のことかわからないので無理やりな訳になってしまった。
3, 原文は、"an uncommon that most players would give their right arm (or even left foot) for."で、本来なら『誰もがどんな犠牲を払ってでも欲しがるようなアンコモン』なんだけど、(or even left foot)の部分のジョーク性のために『右腕(あるいは左足)を差し出す』と訳しました。参考までに。
by Rich Hagon
さて、、君ならどうやって、magicthegathering.comを通してここを見ているかもしれないライバルたちにシールドデッキの中身を知られることなく、聡明な若いマジックの才能が織り成すデッキ構築の方法を説明してあげられるかな?
うん、これは決して簡単なことじゃないけど、実際にやってみようと思う。ここで協力してもらうプロが書く週1のコラムは時折リミテッド情報は制限された情報でならなければならいという(*1)、ジャーナリストとしての厳格な一面を思い起こさせてくれる。
そう、その人物とはSteve Sadin、プロツアー・ハリウッドで非常に興味深い、一風代わった我流診断を見せてくれた(*2)彼が、4回戦で対戦相手に合間見えるまでいましばらく時間があるということで、彼がデッキ構築で何をしているのか、喜んで教えてくれるそうだ。
そしてシールドのカードプールが渡される。初めのほんの数分のうちにSteveはカードを選り分け、すぐさまはっきりと2色を絞り出す、しかし、シャドウムーアの特徴としてちょっと手を加えるだけでほぼ単色に近い構成にもなってしまう。混成マナのおかげだね!
彼の最初のデッキは28枚、その横では残りのカード達が、我慢強く輝かしい出番を待っている。このカード山の中には愉快なレア、《刈り取りの王/Reaper King》が鎮座していたんだけど、その力を発揮するには十分な数のカカシ達がいなかったため、すぐさまSteveのトーナメントパックの箱の中へと戻され・・・二度と戻ってくることはなかった。
オズの魔法使いで黄色いレンガの橋を消し去ったように、Steveは、彼のデッキをお気に入りのコモンと、多くのプレイヤーたちが彼らの右腕(あるいは左足)(*3)を差し出してでも欲しがるだろうアンコモンを含めた24枚のカードまで減らした。
ここからが難しいところだ。Owen TurtenwaldとGabe Wallsがお互いにあーでもない、こーでもないと終わりの見えない議論しているのを横目に見ながら(もしたくさんのエンチャント(クリーチャー)をデッキに入れているとして、一体何体のクリーチャーをデッキに入れるべきだと思う?)、Steveは信頼に足る力を持った2枚のタッチカードをじっと見つめる。彼のデッキ全体の質が、タッチをしてない状態の22枚目、23枚目のカードで向上しているかと言われると、若干疑わしいし、デッキもスター性を欠く。でも一体何を抜くつもりなんだ?入れ替え、入れ替えて2枚のカードがデッキを去り、3枚の基本地形がそのタッチカラーをサポートするため追加される。
時計の針が時間を刻む、初めのわずか5分間でデッキの20枚のカードが決められたが、最終決断は最後の最後まで残り続けた。彼が何をしたのかって?うーん、余りしゃべりすぎるのは良くない、それにそのことに関してはSteveに来週のコラムで取り上げてもらうよう、残しておくことにするよ。
最後の決断を終え、Steveの注意は本当に重要なー第4ラウンドまで何をして過ごすか、という問題に直面する。選択肢は昼食、寝る、ひげをそる、ショッピング、そしてホントの勝ち組の選択肢ー『誰か一緒に映画観に行かない?』
あぁ、一応、気になっている人のために。今丁度、追加ターンに入ったところだよ。第1ラウンドのね。
(*) -訳注
1, 本文は"Limited information needs to be limited ingormation",マジックでいう"リミテッド"フォーマットとかけてあるんですね。
2, 何かPT HollywoodでSteve Sadinに関わる逸話があってのことなんだろうけど、そのストーリーが何のことかわからないので無理やりな訳になってしまった。
3, 原文は、"an uncommon that most players would give their right arm (or even left foot) for."で、本来なら『誰もがどんな犠牲を払ってでも欲しがるようなアンコモン』なんだけど、(or even left foot)の部分のジョーク性のために『右腕(あるいは左足)を差し出す』と訳しました。参考までに。
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