Round 7: Enemies Now, Roommates Later - Gerry Thompson vs. Brandon Scheel by Rich Hagon
2008年6月23日 GPインディアナポリスー翻訳カバレッジ《昨日の敵は、明日の友(*1)》 -Gerry Thimpson vs. Brandon Scheel
by Rich Hagon
この記事を書いている今現在、Gerry Thompsonはインディアナポリス在住だ。月曜日には、彼はアイオワ州へと引越しすることになっているーBrandon Scheelと共に住むのだ。二人とも口を揃えて"えぇ、なんの皮肉だよ"、と。両プレイヤーともにここまでを、5-1の成績でまとめており、ここでの敗者は明日への切符を失い、勝者は明日の2日目で更なる勝利の展望を望むことができるのだ。
後手のScheelが最初のクリーチャーとなる、頑強持ちの《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》から《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》へとつなげ、対戦相手であるThompsonは《小走り犬/Scuttlemutt》のマナブーストから、《砂利エラの斧鮫/Gravelgill Axeshark》を展開する。Scheelは《斧鮫》の頑強を止めるべくコンバット・トリックに《傷跡/Scar》使い、1/3のフェアリーで殴りかかる。Thompsonが《小走り犬/Scuttlemutt》で2点のダメージを刻もうとすると、Scheelの《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》が果敢にブロックする。Thompsonが《フェアリー》を打ち落とすためのコンバットトリックを持ち合わせていなかったばかりか、逆にScheelが2枚目の《傷跡/Scar》によって《小走り犬/Scuttlemutt》さえも討ち取ってしまう。お世辞にも素晴らしいトリックとだとは言えないとは思うが。《憂鬱の槍/Gloomlance》ようやっと忌まわしいタッパー/アンタッパーを葬り去る。
ゲームは消耗戦となり、14枚ものカードが墓地を埋め尽くす。そんな中、Scheelの様々なトリックの合い間を縫ってThompsonが主導権を握り始め、Scheelが《小走り犬/Scuttlemutt》と《萎れ葉の騎兵/Wilt-Leaf Cavaliers》を《バレントンの衛生兵/Barrenton Medic》の隣に並べたところで場はわずかに均衡を取り戻す。それでも、Scheelは更なる均衡を求められる、彼のライフは残りわずか5に対して、Thompsonは14ものライフを残し、ひるむことなくプレッシャーをかけつづけScheelのライフを1へと落とす。何が出来るのか、選択肢を模索しながらScheelはターンを返し、《たなびく純白/Niveous Wisps》によって更なるターンを生き延びる。が、しかし彼が稼いだ最後の時間だった。Thompsonが反撃を許さず、勝利をもぎ取った。
Thompson 1 - 0 Scheel
Scheelは負けることの許されない第2ゲームを前にいくつかのカードサイドボードから加え、ゲームの前にはThompsonが彼が6枚にマリガンするお手伝い。Thompsonが送り出した《悪意炎の魔女/Spiteflame Witch》は早々に《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に遭いながらも、彼は《小走り犬/Scuttlemutt》のマナブーストから《節くれの彫像/Gnarled Effigy》へと繋げる。《聖蜜の巫女/Oracle of Nectars》がScheelの場に現れ、すぐさまに、《悪意炎の魔女/Spiteflame Witch》との交換となる。《引き霊気/AEthertow》が《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow》をバウンスするが、Thompsonは《魔力変/Manamorphose》を使いライブラリートップから引き戻し、再度場に送り出す。
2人の友人はとんでもない速さでゲームを進めた。ライフトータルは13対12でわずかにThompsonがリードしている。《鎖の呪い/Curse of Chains》が《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow》を封じ、《傷跡/Scar》によって《小走り犬/Scuttlemutt》わずか1/1のクリーチャーとなってしまう。計9マナを擁するScheelはわずか6のライフに当たって、ただ、ただひたすらにドロー・ゴーを繰り替えす。ようやく3枚目の黒マナが姿を現し、Scheelはようやく強力な《真夜中のバンシー/Midnight Banshee》を呼び出すことに成功する。
しかしながら、ほどなくして《バンシー》は《憂鬱の槍/Gloomlance》によって葬り去られ、Thompsonが勝利の攻撃へと軍勢を送り出した。
いや、正確に言えば、彼はそうすることが"できた"んだ、もし彼が彼の最良の友達であり、月曜日からのルームメイトに投了することを、選んでいなければ。
非公式: Gerry Thompson 2 - 0 Brandon Scheel
公式: Gerry Thompson 1 - 2 Brandon Scheel
(*) -訳注
1, 完全に原文タイトル無視ですが、ニュアンス的にはこういうことだし、そのままの訳だとめちゃくちゃ語呂が悪く、日本語ならこの表現が意味的にも語呂的にもしっくりきたので、こういう訳にしました。
by Rich Hagon
この記事を書いている今現在、Gerry Thompsonはインディアナポリス在住だ。月曜日には、彼はアイオワ州へと引越しすることになっているーBrandon Scheelと共に住むのだ。二人とも口を揃えて"えぇ、なんの皮肉だよ"、と。両プレイヤーともにここまでを、5-1の成績でまとめており、ここでの敗者は明日への切符を失い、勝者は明日の2日目で更なる勝利の展望を望むことができるのだ。
後手のScheelが最初のクリーチャーとなる、頑強持ちの《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》から《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》へとつなげ、対戦相手であるThompsonは《小走り犬/Scuttlemutt》のマナブーストから、《砂利エラの斧鮫/Gravelgill Axeshark》を展開する。Scheelは《斧鮫》の頑強を止めるべくコンバット・トリックに《傷跡/Scar》使い、1/3のフェアリーで殴りかかる。Thompsonが《小走り犬/Scuttlemutt》で2点のダメージを刻もうとすると、Scheelの《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》が果敢にブロックする。Thompsonが《フェアリー》を打ち落とすためのコンバットトリックを持ち合わせていなかったばかりか、逆にScheelが2枚目の《傷跡/Scar》によって《小走り犬/Scuttlemutt》さえも討ち取ってしまう。お世辞にも素晴らしいトリックとだとは言えないとは思うが。《憂鬱の槍/Gloomlance》ようやっと忌まわしいタッパー/アンタッパーを葬り去る。
ゲームは消耗戦となり、14枚ものカードが墓地を埋め尽くす。そんな中、Scheelの様々なトリックの合い間を縫ってThompsonが主導権を握り始め、Scheelが《小走り犬/Scuttlemutt》と《萎れ葉の騎兵/Wilt-Leaf Cavaliers》を《バレントンの衛生兵/Barrenton Medic》の隣に並べたところで場はわずかに均衡を取り戻す。それでも、Scheelは更なる均衡を求められる、彼のライフは残りわずか5に対して、Thompsonは14ものライフを残し、ひるむことなくプレッシャーをかけつづけScheelのライフを1へと落とす。何が出来るのか、選択肢を模索しながらScheelはターンを返し、《たなびく純白/Niveous Wisps》によって更なるターンを生き延びる。が、しかし彼が稼いだ最後の時間だった。Thompsonが反撃を許さず、勝利をもぎ取った。
Thompson 1 - 0 Scheel
Scheelは負けることの許されない第2ゲームを前にいくつかのカードサイドボードから加え、ゲームの前にはThompsonが彼が6枚にマリガンするお手伝い。Thompsonが送り出した《悪意炎の魔女/Spiteflame Witch》は早々に《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に遭いながらも、彼は《小走り犬/Scuttlemutt》のマナブーストから《節くれの彫像/Gnarled Effigy》へと繋げる。《聖蜜の巫女/Oracle of Nectars》がScheelの場に現れ、すぐさまに、《悪意炎の魔女/Spiteflame Witch》との交換となる。《引き霊気/AEthertow》が《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow》をバウンスするが、Thompsonは《魔力変/Manamorphose》を使いライブラリートップから引き戻し、再度場に送り出す。
2人の友人はとんでもない速さでゲームを進めた。ライフトータルは13対12でわずかにThompsonがリードしている。《鎖の呪い/Curse of Chains》が《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow》を封じ、《傷跡/Scar》によって《小走り犬/Scuttlemutt》わずか1/1のクリーチャーとなってしまう。計9マナを擁するScheelはわずか6のライフに当たって、ただ、ただひたすらにドロー・ゴーを繰り替えす。ようやく3枚目の黒マナが姿を現し、Scheelはようやく強力な《真夜中のバンシー/Midnight Banshee》を呼び出すことに成功する。
しかしながら、ほどなくして《バンシー》は《憂鬱の槍/Gloomlance》によって葬り去られ、Thompsonが勝利の攻撃へと軍勢を送り出した。
いや、正確に言えば、彼はそうすることが"できた"んだ、もし彼が彼の最良の友達であり、月曜日からのルームメイトに投了することを、選んでいなければ。
非公式: Gerry Thompson 2 - 0 Brandon Scheel
公式: Gerry Thompson 1 - 2 Brandon Scheel
(*) -訳注
1, 完全に原文タイトル無視ですが、ニュアンス的にはこういうことだし、そのままの訳だとめちゃくちゃ語呂が悪く、日本語ならこの表現が意味的にも語呂的にもしっくりきたので、こういう訳にしました。
コメント