Round 10 《インディアナポリス育ち》 - Eric Franklin vs. Cody Damm
by David Strutz

グランプリの初日を全勝で飾る、というのはなかなかどうして難しいものだーましてや、それが北アメリカにおける過去最大のものであるなら。ここに座る両名は見事それをやってのけた、なら少しばかりぞくぞくするようなマジックを覚悟した方がいいだろう。

Eric Flanklinは、"Team Smashface"のメンバーで、生粋のインディアナポリス生まれ、インディアナポリス育ちだ。彼は故郷の地を、テネシー州はルイスヴィルからやって来たCody Dammから守る戦いに挑む。

Codyがダイスロールに勝ち、先行を選ぶ。お互いに初手をキープし、Codyは2枚の《島/Island》から《首吊り罠/Trip Noose》へとつなぐ。一方のEricは《山/Mountain》、《沼/Swamp》と並べて2ターン目に《煤の焚きつけ屋/Sootstoke Kindler》。インディアナポリス生まれのための最初の血が流れた!

Codyの3ターン目は《安寧砦の歩哨/Safehold Sentry》、続く4ターン目には《薬の走り手/Medicine Runner》を加えて、2点の攻撃を加えてEricのライフは18に。Ericの4ターン目は《曲がりくねりのロシーン/Rosheen Meanderer》("君まで流れたの!?それ開けたの俺だよ!"と、Codyは信じられないといった様子で話す。)。有能な4/4クリーチャーがゲームの主導権を得ようと脅かす。

お互いに土地と小さなクリーチャー達を並べていき、《平地/Plains》Codyの5枚の《島/Island》に加わると、《ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch》が盤面に追加される。Ericは《墨深みの浸透者/Inkfathom Infiltrator》を送り出す。

お互いに数回殴りあった後に、Codyは彼の《罠》をもって《ロシーン》を彼の軍勢の道から排除することを決める。続くターンでEricは《ロシーン》で攻撃してCodyのライフを15とし、Codyの小粒な軍団がEricのライフを10へと落とす。Ericの《浸透者》が再度攻撃し、Codyのライフは13、そしてEricは5枚の沼と1枚の山をタップして、盤面を掌握し得る《真夜中のバンシー/Midnight Banshee》をプレイ。

《バンシー》は《ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch》が十分な仕事をする前に葬り、Codyの《首吊り罠/Trip Noose》は《バンシー》を新たなターゲットとする。それでもまだダメージレースが可能と考えたCodyは《薬の走り手/Medicine Runner》と《安寧砦の歩哨/Safehold Sentry》で攻撃し、Ericの《煤の焚きつけ屋/Sootstoke Kindler》が2/1のクリーチャーと交換となる。これでCodyのライフは8だ。

次ターンでEricは《割れるような頭痛/Splitting Headache》をプレイして、Codyの手札に残されたわずか2枚のカードを捨てるように強要し、全軍で突撃。手札のカードも付き、テーブルの向こう側に並ぶ巨大な怪物たちを前にCodyにできることはこれ以上なく、投了を宣言する。

Eric Franklin 1 - 0 Cody Damm

"ない。俺のサイドボードには《剣を鍬に/Swords to Plowshares》はないんだよ。"と、Codyは残念そうに言う。

両プレイヤーが7枚のカードをドローし、共にキープする。先行のCodyが《平地/Plains》を置いてターンを返す。Ericの2ターン目の《墨深みの浸透者/Inkfathom Infiltrator》はCodyの3T目の《安寧砦の歩哨/Safehold Sentry》に遭うーが、レッドゾーンで、ではない。Ericは《浸透者》で攻撃し、3ターン目には《スズメバチの槍兵/Wasp Lancer》を追加し、《歩哨》の攻撃は甘んじて受ける。お互いのライフが18となり、Codyは《キンザーの銛打ち/Kinscaer Harpoonist》を場に送り出す。

第4ターンにはEricは《恐君主の兜/Helm of the Ghastlord》を《浸透者》にプレイし、更なる脅威をもたらす。彼はカード・アドバンテージ・マシーンと《槍兵》で攻撃し、Codyのライフは11に。幸運にもCodyは続くターンに《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》をプレイすることができた、が、驚くことにEric第5ターンにして《憂鬱の槍/Gloomlance》で《フェアリー》を打ち落としてみせる。Ericは再び攻撃するが、《浸透者》はここではEricの最後の手札である《審問官の罠/Inquisitor’s Snare》にかけられる。対するEricはまだ4枚の手札を抱えている。ただ、少なくともCodyのクリーチャー達は少しでもライフ・トータルで食らいつこうと、ダメージレースを果敢に挑み、現在11−10だ。

《スズメバチの槍兵/Wasp Lancer》が攻め続け、Codyが5枚目の土地を置き手札を空にするのを尻目に、Ericは《曲がりくねりのロシーン/Rosheen Meanderer》と《鎌の切り裂き魔/Sickle Ripper》を戦線に加える。Codyは《銛打ち》で攻撃し、Ericのライフは8。CodyがEricの猛攻を抑えるには手札に何かがなければならないが・・・

Ericの手札には《割れるような頭痛/Splitting Headache》があった。対応して、Codyは《霧への変化/Turn to Mist》で《ロシーン》を一旦ゲーム外へと追いやってみるものの、それは十分ではなく。続くターン、Codyは手を差し述べた。

Eric Franklin wins 2 - 0 !

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